RSS元: COCO NEEL animal rights group (アメブロ)半身不随のヨーキーMRI結果
レスキュー時から、後脚が不随で前脚のみで移動をするヨーキー♂コウヘイの検査をしてきました。
獣医師の診断は
線維軟骨塞栓症(せんいなんこつそくせんしょう)
一般的には「脊髄梗塞」といわれている疾患でした。
線維軟骨塞栓症とは……
脊椎(背骨)の間でクッションの役割をしている椎間板の一部が、脊髄に関わる血管の中に流入して起こります。
血管の中に椎間板物質の一部がつまり(塞栓:そくせん)、血液の流れが妨げられ、脊髄に血液を運べなくなります。
血管が詰まることによって神経が機能しなくなり、麻痺などの症状が出てしまう疾患。
■麻痺症状のグレード分類■
【Grade1】
神経学的な異常は無いが、脊髄圧迫箇所に疼痛生じている。
【Grade2】
後肢の不全麻痺、運動失調を認める。
歩行は可能だが、足先を引きずるようにして歩く(ナックリング)
【Grade3】
後肢の不全麻痺が進行し、後肢での歩行はできない
支持すれば起立維持は可能
【Grade4】
後肢麻痺、深部痛覚は認められる
【Grade5】
後肢麻痺、深部痛覚の消失
コウヘイは足の感覚が全くなく、
このグレードならば既に5に達しています。
発症してから36~48時間が過ぎると症状の進行がほとんど見られず、回復傾向にあるとのこと。
しかし、コウヘイは
その発症後、急激に深刻化して
一気にレベル5の腰の広範囲に梗塞が起こったのではないかと思われるとのこと。
現在もその麻痺によって歩行できないので、今後それの改善は見込めない可能性が高いとのこと。。。
幸いにもこの病気は椎間板ヘルニアと異なり、痛みがないのが特徴。
排泄困難になり、圧迫排泄を促すケースもある中、 コウヘイは立たせてあげると排泄ができます。
医師の話では、
自力排泄ではなく、体勢変化による排泄なので、筋力を使う意思があっての排泄ではないとの見解でした。
この疾患は手術などの外科治療も内服もなく、
関節のリハビリのみとのこと。
今は前脚だけで下半身をすったまま移動しているコウヘイですが、
本来の形で立たせてあげたいというおもいから、
彼にあった車椅子を貴重なご支援から遣わせていただくことといたしました。
車椅子制作は来週の予定です。
車椅子作成後、預りの本さんへ移動予定です。
本さんプログ
本犬、器用にこなしながら
寝床を作ったり、体勢を整えたりしています。
MRI検査とコウヘイにあった車椅子の制作と高額な費用をご支援から遣わせていただきました。
支えてくださってる皆さま、いつもありがとうございます。
まだまだCOCO NEELではレスキューが続いております。
これからも応援していただけると、私達も励みになります。
本さん
詳細はこちら『 半身不随のヨーキーMRI結果』 by COCO NEEL animal rights group (アメブロ)
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